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ニッペ ファインパーフェクトトップ(弱溶剤)
種類:ターペン可溶1液ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料
社名:日本ペイント株式会社
商品名 | 容量 | 艶 | 色 | 数量 | 単位 | 価格 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
※価格は税込価格になります。
※7・5・3分艶もございます。別途お問合わせ下さい。
※こちらは希釈に塗料用シンナーが必要となります。
仕様
●ターペン可溶1液ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料
塗料名 | 容量 | 希釈剤 | 希釈率 | 使用量 kg/m²/回 |
塗装方法 | |
上塗材 | ニッペ ファイン パーフェクトトップ |
15kg 3kg |
塗料用シンナーA | 3~13% | 0.11~0.17 | はけ・ウールローラー |
3~8% | エアスプレー |
- 上記の各数値は、標準的な数値です。被塗物の形状・素地の状態・気象条件・希釈率および測定器・測定方法により増減します。
- 上記の使用量は、記載の塗装方法で標準的に使用する量を記載しています。必要に応じ、所定の使用量・膜厚になるように使用量・塗り回数を調整してください。
- (注)はけ、ウールローラー塗装時の希釈率は、鉄面の場合3~13% コンクリート・モルタル面の場合5~13%です。
常備色
原色
原色の色については、あくまで目安のため実際の色や、ロットにより異なる場合があります。
※印は材料費が割高になりますのでご了承ください。
色相により常備在庫されていないものがあります。納期などの詳細については、別途お問合わせください。
標準色
色や塗料によっては、調色扱いとなり、材料費が割高になったり、納期までにお時間がかかる場合もあります。
それぞれの地域によって異なりますので、ご発注の際ご確認ください。
- ※この見本は、紙に塗装したカタログをスキャンして掲載しています。実際の仕上がりと大きく異なる場合があります。
- 注) 一部の商品について、白と表示されているものがございます。塗料の種類により、ホワイト(白)の色が多少異なる場合があります。
- ☆塗料の種類、つやの違いにより同じ番号でも色が異なる場合があります。
- ☆広い面積に塗られた場合、実際の色が見本帳の色よりも多少明るく見える場合があります。
- ☆濃彩色の場合、塗膜を強く擦ると色落ちすることがありますのでご注意ください。
- ☆色見本の内容については、将来予告なしに変更することがあります。
建築物等の色彩やつやについては、景観法や条例に基づき、基準や規制がもうけられている地域があります。
このため、本見本帳に収録されている色彩やつやでも使用に適さない場合がありますので、詳しくは各地域の行政団体へのお問合わせの上、基準や規制に則した色彩やつやをご選定ください。
- 色指定の際のご参考にご利用ください。
尚、画面上に表示される色は実際の色と大きく異なる場合がございますので、ご注文時は特にご注意ください。
正確な色を選択されるために、カタログ又はサンプルをご用意しております。別途ご請求ください。 - 7・5・3分艶・艶消などのお問い合わせは別途お問い合わせください。
- 色毎に価格が大きく異なる場合があります。色番号に※がついたものは、材料が割高になりますのでご了承ください。
特徴
ラジカル制御技術
高耐候酸化チタンと光安定剤によるW効果で、耐候性を高める「ラジカル制御」技術により、紫外線に強い1液弱溶剤系シリコングレードを超える(当社従来品比)強靭な塗膜を形成し、塗りたての美しさを長期間保ちます。
ラジカル制御技術
高いレベリング性と美しいつや
粘性調整によりレベリング性(均一に平らになる力)を向上させ、美しいつやが得られます。パーフェクトシリーズの下塗りとの組み合わせにより、さらに美しいつやになります。
防藻・防かび性
防藻・防かび機能で、いやな藻やかび菌の発生を抑制します。オプションで強力防かびを選択することも可能です。
低汚染性
親水化技術により、雨だれ汚染に対してすぐれた効果を発揮します。
作業性
転写強化剤により下地への付着性(転写性)が強く、塗った時の「グリップ感」「滑りにくさ」が得られます。粘性調整剤により、肉厚感が得られ、「かぶり」が良くなります。
仕上げ見本
※事前に試し塗りを行い条件などを設定してから本施工に入ってください。
用途
住宅・集合住宅・ビル・商業施設・工場・倉庫・学校・公共施設・新築・リフォーム
摘要下地 (塗替え改修用)
モルタル面、窯業系サイディングボード、コンクリート面、ALCパネル面 各種旧塗膜 | ニッペ パーフェクトフィラー ニッペ パーフェクトサーフ |
付帯金属面、FRP、木部、金属パネル外壁、亜鉛メッキ、アルミ 各種旧塗膜 | ニッペ パーフェクトプライマー |
無機やフッ素下地の高意匠サイディングボード (従来のモルタル、コンクリート面などにも塗装できます) |
ニッペ ファインパーフェクトシーラー |
標準工法
塗り替え
窯業系サイディングボード面
工程 | 材料 | 塗回数 | 使用量 (kg/m²/回) |
塗り重ね乾燥時間 (23℃) |
希釈剤 | 希釈率 (%) |
塗装方法 |
下地改修処理 | 下地改修処理が必要な場合は、下地調査結果に基づいて、塗装工事前に実施する。 | ||||||
下地調整 |
膨れたり、割れたり、浮いている劣化塗膜は、周辺を含めて入念に除去する。 ごみ、砂じん、油脂分などの付着物をワイヤーブラシ、皮すき、サンドペーパー、ウエスなどで除去し、乾燥した清浄な面とする。 釘頭のさびは、サンドペーパー、研磨布などを用いて除去し、さび止め塗料で補修塗りする。 |
||||||
下塗り | ニッペ パーフェクトサーフ | 1 | 0.20~0.40 | 3時間以上 | 水道水 | 2~5 | はけ/ウールローラー |
上塗り① | ニッペ ファインパーフェクトトップ | 1 | 0.11~0.17 | 3時間以上 | 塗料用シンナーA | 5~13 | ウールローラー |
3~8 | エアレススプレー | ||||||
上塗り② | ニッペ ファインパーフェクトトップ | 1 | 0.11~0.17 | ━ | 塗料用シンナーA | 5~13 | ウールローラー |
3~8 | エアレススプレー |
高意匠サイディングボード面
工程 | 材料 | 塗回数 | 使用量 (kg/m²/回) |
塗り重ね乾燥時間 (23℃) |
希釈剤 | 希釈率 (%) |
塗装方法 |
下地改修処理 | 下地改修処理が必要な場合は、下地調査結果に基づいて、塗装工事前に実施する。 | ||||||
下地調整 |
膨れたり、割れたり、浮いている劣化塗膜は、周辺を含め入念に除去する。 ごみ、砂じん、油脂分などの付着物をワイヤーブラシ、皮すき、サンドペーパー、ウエスなどで除去し、乾燥した清浄な面とする。 釘頭のさびは、サンドペーパー、研磨布などを用いて除去し、さび止め塗料で補修塗りする。 |
||||||
下塗り | ニッペ パーフェクトシーラー | 1 | 0.05~0.08 | 4時間以上7日以内 | 無希釈 | ━ | はけ/ウールローラー/エアレススプレー |
上塗り① | ニッペ ファインパーフェクトトップ | 1 | 0.11~0.17 | 3時間以上 | 塗料用シンナーA | 5~13 | ウールローラー |
3~8 | エアレススプレー | ||||||
上塗り② | ニッペ ファインパーフェクトトップ | 1 | 0.11~0.17 | ━ | 塗料用シンナーA | 5~13 | ウールローラー |
3~8 | エアレススプレー |
※下塗りのニッペファインパーフェクトシーラーは、窯業系サイディングボードの種類・表面の活性状態に付着性が左右されず、各種外壁材に対応可能です。
コンクリート、モルタル面
工程 | 材料 | 塗回数 | 使用量 (kg/m²/回) |
塗り重ね乾燥時間 (23℃) |
希釈剤 | 希釈率 (%) |
塗装方法 |
下地改修処理 | 下地改修処理が必要な場合は、下地調査結果に基づいて、塗装工事前に実施する。 | ||||||
下地調整 | ほこり、汚れを除去した後、サンドペーパー、ウエスなどで素地を調整する。 | ||||||
下塗り | ニッペ パーフェクトフィラー | 1 | 0.20~0.45 | 4時間以上 | 水道水 | 3~8 | ウールローラー |
0.50~0.90 | 1~5 | 砂骨ローラー | |||||
2~5 | タイルガン | ||||||
上塗り① | ニッペ ファインパーフェクトトップ | 1 | 0.11~0.17 | 3時間以上 | 塗料用シンナーA | 5~13 | ウールローラー |
3~8 | エアレススプレー | ||||||
上塗り② | ニッペ ファインパーフェクトトップ | 1 | 0.11~0.17 | ━ | 塗料用シンナーA | 5~13 | ウールローラー |
3~8 | エアレススプレー |
※ニッペパーフェクトフィラーをローラー施工する際に、高温時や風が強い場合などの乾燥が速まるような条件下では、希釈率を上限値の範囲内で調整することをご推奨致します。
(作業性や仕上げの向上を更に図ることができます)
付帯金属面、金属パネル外壁
下地調整 | 膨れたり、割れたり、浮いている劣化塗膜は、周辺を含め入念に除去する。 さびは電動工具やサンドペーパー・研磨布などを用いて除去し、清掃する。 |
||||||
下塗り | ニッペ パーフェクトプライマー | 1 | 0.14~0.16 | 4時間以上7日以内 | 塗料用シンナーA | 0~5 | はけ、ローラー |
0.16~0.18 | エアレススプレー | ||||||
上塗り① | ニッペ ファインパーフェクトトップ | 1 | 0.11~0.17 | 3時間以上 | 塗料用シンナーA | 3~13 | はけ、ウールローラー |
3~8 | エアレススプレー | ||||||
上塗り② | ニッペ ファインパーフェクトトップ | 1 | 0.11~0.17 | ━ | 塗料用シンナーA | 3~13 | はけ、ウールローラー |
3~8 | エアレススプレー |
下塗り ※さび止めには当社ハイポン20デクロ、当社ニッペ1液ハイポンファインデクロ、当社速乾PZヘルゴンエコ、当社ハイポンファインプライマーⅡも使用いただけます。
さびが発生しやすい溶接部などの現場溶接部については、入念な下地調整後、下塗り塗料(さび止め塗料)で部分補修塗りをしてから下塗りしてください。
硬質塩ビ、FRP部
下地調整 | ほこり、汚れを除去した後、サンドペーパーなどで目荒らしを行う。 | ||||||
上塗り | ニッペ ファインパーフェクトトップ | 2 | 0.11~0.17 | 3時間以上 | 塗料用シンナーA | 3~13 | はけ、ウールローラー |
3~8 | エアレススプレー |
(注)
- 上記の各数値は、すべて標準のものです。被塗物の形状、素地の状態、気象条件、施工条件によりそれぞれ多少の幅ほ生じることがあります。
- 塗料の塗り重ねは所定の塗り重ね乾燥時間をまもってください。(縮み、割れ、乾燥不良、付着不良などが起こります)
- 旧塗膜は健全な状態であることを想定しています。
- カタログに記載されている内容は一般的な環境下での施工を想定して記載されております。
特別な環境が想定される施工現場・部位に塗装される場合は、事前に必ず当社営業までご相談いただきますようお願いします。
注意事項
施工上の要点
(詳細な内容については、各商品の製品使用説明書などでご確認ください。)
- つや調整品を使用する場合は上塗1(中塗り)に「つや有」をご使用ください。つや調整品を2回塗りしますと、つやむらが生じることがあります。
- 蓄熱されやすい建材(軽量モルタル、ALC、窯業サイディング、発泡ウレタン使用建材など)を使用した「高断熱型外壁」で、旧塗膜が弾性リシン、弾性スタッコ、アクリルトップなどの場合、塗り替え段階ですでに旧塗膜が膨れていることがあります。そのまま塗装すると膨れがさらに拡大する可能性がありますので、完全に除去してください。 また「高断熱型外壁」に塗装する場合は、蓄熱、水分、下地の状態、塗装環境など複数の条件が重なることで、建材の変形、塗膜の膨れ、はく離が生じることがありますので、最寄りの営業所などにご相談ください。
- 鉄部には直接塗装できません。あらかじめ、さび止め塗料を塗っておく必要があります。
- つや調整品では、はけ、ローラーでの塗装はむらが出やすくなりますので、スプレー塗装をおすすめいたします。
- つや調整品では、塗り継ぎや補修でつやむらが出やすいので、面を切って通しで塗装してください。
- 過剰希釈をすると本来のつやが発現しないおそれがありますので、規定の希釈量をまもってください。
- つや調整品は被塗物の形状、素地の状態、膜厚、色相、塗り重ね乾燥時間などにより、実際のつやと若干違って見える場合がありますので、事前に試し塗りをして確認してください。
- つや調整品は、使用中にも塗料液が分離しやすい場合がありますので、適宜かくはんしながらご使用ください。
- 防藻・防かび効果は、繁殖を抑制するものです。既に繁殖している場合は、下地処理として除去および殺菌処理をしてから塗装してください。
- 被塗物の構造、部位、塗装仕上げ形状、環境条件などの影響で、本来の低汚染機能が発現されない場合があります。
- 著しい汚染が発生しそうな個所には、状況に応じてニッペクリスタコートをオーバーコート剤として塗装することで汚染を軽減することができます。
- 溶剤系塗料のため、室内での塗装は必ず換気をしてください。また、外部での塗装においても、換気口・空気取入口などに養生を行い、溶剤蒸気が室内に入らないように注意してください。居住者へのご配慮をお願い致します。
- 所定のシンナー以外を使用したり、薄めすぎるとつや引けやダレ、かぶり不良などをきたす原因になりますので、必ず所定のシンナーおよび希釈率をまもってください。
- 異なる色相を塗り重ねる場合(例:1回目の上塗りを塗装してから、別な色相でラインや帯などを塗装する場合など)2回目の上塗りが1回目の上塗りを侵してラインや帯などが変色(ブリードにより)する場合がありますのでご注意ください。
- 硬化が不十分な場合は、シンナーで再溶解する場合があります。
- 旧塗膜に発生した藻・かびは、洗浄などで必ず除去し、清浄な面としてください。付着阻害をおこすおそれがあります。
- 内部塗り替えにおいて旧塗膜がOP、EEなどの油性系の場合、研磨ずりを行ってください。下地処理が不十分な場合は、塗膜はく離の原因となります。
- 既存塗膜のはく離個所は、既存塗膜の塗装仕様でパターン合わせを行ってください。
- 改修工事にご使用の場合は、旧塗膜の種類によっては溶剤などの影響により、旧塗膜を侵し溶剤膨れや縮みなどの異常が発生する場合がありますので、旧塗膜の種類をご確認のうえ、塗装仕様をご検討ください。
- 風化面・吸込みの著しい下地では、ニッペ浸透性シーラー(新)、ニッペ一液浸透シーラー、ニッペファイン浸透シーラーをご使用ください。
- シーリングの上に、劣化、ひび割れなどの損傷がある場合は、打ち直しをしてください。
- やにが著しく付着している場合は、ウエスなどでやにを水拭きして除去し被塗装面を十分に乾燥させてから塗装してください。希釈を少なくし、1回目の塗装を十分乾燥(目安23°C、6時間)させてから2回目の塗装をすることでやに止め性が向上します。シミ、あく面は止まりにくい場合がありますので、ウエスなどで水拭きを行い、被塗装面を十分乾燥させてから塗装してください。
- 素地表面のアルカリ度はpH10以下、表面含水率は10%以下(ケット科学社製CH-2型で測定した場合)、または5%以下(ケット科学社製Hi500シリーズ:コンクリートレンジで測定した場合)の条件で塗装してください。
- 表面のごみ、ほこり、エフロレッセンス、レイタンスなどは除去し、目違い、ジャンカ、コールドジョイントなどは、樹脂入りセメントモルタルで平滑にしてください。
- ALC面、多孔質下地、コンクリートブロック面など外部の素地において巣穴や段差などがある場合は、樹脂入りセメント系下地調整材(ニッペセメントフィラー、ニッペフィラー200)などで処理してください。(合成樹脂エマルションパテの使用は避けてください。)
- 内外壁の新設仕様の場合は、必ず下塗りにシーラーを塗装してください。
- 素材にセメント成分などが使われている場合は、エフロレッセンスが発生するおそれがありますので溶剤系シーラーをご使用ください。
- 新設の押出成形セメント板、GRC板、フレキシブルボードなどは、下塗り材としてニッペ浸透性シーラー(新)、ニッペ一液浸透シーラー、ニッペファイン浸透シーラーをお使いください。
- 塗装直後から頻繁に人が触れるようなドアの一部や手すりなどでは、皮脂の影響により塗膜表面の軟化が起こるおそれがあります。必要に応じて保護プレートなどで接触防止を行ってください。
- カウンター、陳列棚、ベンチ、床面などものが常時置かれるような場所には跡がつくおそれがありますので塗装しないでください。
- 塗装場所の気温が5°C未満、もしくは湿度85%以上である場合、または換気が十分でなく結露が考えられる場合、塗装は避けてください。
- 屋外の塗装で降雨、降雪のおそれがある場合、および強風時は塗装を避けてください。
- 塗装時および塗料の取り扱い時は、換気を十分に行い、火気厳禁にしてください。
- 飛散防止のため必ず養生を行ってください。
- シーリング面への塗装は、塗膜の汚染、はく離、収縮割れなどの不具合を起こすことがありますので行わないでください。やむを得ず行う場合は、シーリング材が完全に硬化した後に行うものとし、塗り重ね適合性を確認し、必要な処理を行ってください。また、ニッペブリードオフプライマーを下塗りすることで、可塑剤移行による汚染の低減が図れますが、シーリング材の種類、使用条件などによりはく離、収縮割れが起こることがあります。
- スチールドア枠回りなどシーリング材との接触が起こる部分への塗装は避けてください。可塑剤の移行などにより塗膜が軟化、はく離し、シーリング材の機能を損なう可能性があります。
- 笠木、天端など長時間水が滞留する個所では塗膜の白化、膨れなどが発生する場合がありますので、養生シートの設置方法などに配慮し、換気を促してください。
- 薄めすぎは隠ぺい力不足、仕上がり不良などが起こるため規定範囲を超えて希釈しないでください。
- 上塗りに冴えたイエロー、レッド、ブルー、グリーン系色相を使用する場合は、共色を下塗りしてから塗装してください。
- 調色には必ず当社専用の原色をお使いください。
- 濃彩色や冴えた原色の場合、塗膜を強く擦ると色落ちすることがあります。衣類など接触する可能性のある部位には使用しないでください。なお、状況により常時接触するような個所に使用する場合は、ファインシリコンフレッシュクリヤーを上塗りに塗装してください。クリヤーのローラーおよび刷毛塗装で、下塗り塗膜の再溶解やにじみが発生する場合には、スプレー塗装をしてください。
- 大面積の塗装では補修部分が目立つことがあります。使用塗料のロットは必ず控えておき、補修の際は塗料ロット、希釈率、および補修方法などの条件を同一にしてください。
- はけ塗り仕上げとローラー仕上げが混在する場合、使用量、表面肌が異なるため若干の色相差がでますので、はけ塗りの部分は希釈を少なくして塗装してください。
- ローラー塗りの場合、ローラー目は同一方向に揃えるように仕上げてください。ローラー目により、色相や仕上がり感が異なって見えることがあります。
- 塗装方法により色相が多少変化する場合がありますので、ローラー塗りは出来る限り入り隅まで入れてください。
- 汚れ、傷などにより補修塗りが必要な場合があります。使用塗料のロットは必ず控えておき、補修の際は塗料ロット、希釈率、および補修方法などの塗装条件を同一にしてください。
- クロスの上の塗装は避けてください。
- ローラー、ハケなどは、ほかの塗料での塗装に使用すると、はじきなどが発生するおそれがありますので、十分に洗浄するか、専用でご使用ください。
- 可塑剤が多く含まれる塩ビゾル鋼板、塩ビラミネート、プラスチック、ゴムパッキン、合成皮革、塩ビクロスなどへの直接塗装はお避けください。また、これらの部材に塗膜が直接触れることがないようご注意ください。
- 平滑仕上げや鏡面仕上げの場合は、素材や素地の状態によって、吸込みや巣穴によるピンホール、凹凸などを防止するため、パテ工程や研磨工程が必要になる場合があります。
- 塗料は内容物が均一になるようにかくはんしてください。特につや調整品では、つや消し剤が沈降している場合がありますので、かくはん機を用いて缶底の沈降物を十分にかくはんしてご使用ください。
- 容器はつり上げないでください。やむを得ずつり上げるときには、適切なつり具で、垂直に持ち上げ、落下に十分注意してください。(偏荷重になると取ってが外れ、落下事故の危険があります。)
- 開封後は一度に使い切ってください。やむを得ず保管する場合は密栓してから冷暗所で保存し、速やかに使い切ってください。
- 塗料漏洩の原因になりますので、保管・運搬時に容器を横倒しにしないでください。
- 製品の安全に関する詳細な内容については、安全データシート(SDS)をご参照ください。
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備考