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IP水性メタルコートシリーズ
インターナショナルペイント株式会社
| 商品名 | 容量 | 艶 | 色 | 数量 | 単位 | 価格 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
※淡彩…N-75、09-80D、22-90C、25-90B、25-90D
※その他の色は別途お問い合わせ下さい。
※中彩、濃彩も可能ですので別途お見積りさせて頂きます。
【石油缶低温対策】
運送会社ターミナルなどで氷点下に晒されると凍結の恐れがございます。
凍結被害を防ぐため、ご検討をお願いいたします。
特にご指定のない場合は梱包はされません。
※小缶につきましては、段ボールケースに入れて発送致します。
| 商品名 | 数量 | 単位 | 価格 | ||
|---|---|---|---|---|---|
※価格は税込価格になります。
仕様
金属面
| 商品名 | 容量 | kg/ｍ² | 塗装面積 | 間隔時間（hr） （23℃） |
|
| 下塗材 | IP水性メタルコート サビ止め |
3.5kg | 0.15～0.18 | 1回塗りで19～23ｍ² | 3ｈ以上 |
| 15kg | 1回塗りで83～100ｍ² | ||||
| 上塗材 | IP水性メタルコートシリーズ | 3.5kg | 0.12～0.14/1回目 0.11～0.12/2回目 |
2回塗りで13～15ｍ² | 3ｈ以上 |
| 15kg | 2回塗りで57～65ｍ² | ||||
木部面
| 商品名 | 容量 | kg/ｍ² | 塗装面積 | 間隔時間（hr） （23℃） |
|
| 上塗材 | IP水性メタルコートシリーズ | 3.5kg | 0.15～0.17/1回目 0.12～0.14/2回目 |
2回塗りで11～13ｍ² | 3ｈ以上 |
| 15kg | 2回塗りで48～55ｍ² | ||||
常備色
画面に表示される色は実際の色とは多少異なりますので、 ご注意ください。
艶調色（３分艶、５分艶）、調色可能ですので、別途お問い合わせください。
提案色 原色
| ホワイト | シルバー | ブラック | アカサビ | オーカー |
| パープル | グランブルー | コバルトブルー | スカイブルー | ダークグリーン |
| ミドルグリーン | ライトグリーン | レモンイエロー | イエロー | オレンジイエロー |
| オレンジ | スカーレット | レッド | ラズベリー |
淡彩
| N-75 | 09-80D | 22-90C | 25-90B | 25-90D |
特徴
各種金属面への施工において、プライマー・サビ止め工程を行わずに直接に
塗装可能な他に類のない驚異の密着力を有する水系１液型金属専用塗料！
『IP水性メタルコートシリーズ』は、各種金属面への施工において密着性を目的とし、前面に
プライマー・サビ止め工程をおこなわず直接塗装が可能な他に類のない驚異の密着性を持つ水系１液型金属専用塗料です。
さらに、今回シリーズとして高耐候性シリコン樹脂に特殊UV抑制効果を付与した『IP水性メタルコートSi』を新たにラインアップすることにより、外部金属面への施工において高対候型オール水系塗料の仕様が可能となりました。また、『IP水性メタルコートサビ止め』については、防錆性をより進化させた製品としてリニューアルしました。
環境面においては、トルエン・キシレンや鉛・クロムなどの有害物質をまったく含みませんので安心してご使用いただけます。また『IP水性メタルコート』は防火材料の認定をうけていますので、幅広い現場への対応が可能です。
『IP水性メタルコートシリーズ』は、水系金属専用塗料の概念を打ち破るトップクラスの密着性・対候性・防錆性を兼ね備えた水系１液自己架橋型金属専用塗料です。
驚異の密着性
鉄部、カラートタン・電気亜鉛めっき鋼板（ボンデ鋼板）などはもとより、密着が難しいとされる溶融亜鉛めっき鋼板（トタン板）においても、密着性を目的とし全面にプライマー・サビ止め工程を行わず直接塗装が可能な、他に類のない密着性を兼ね備えています。
『IP水性メタルコートシリーズ』は、水系塗料でありながら油性ペイント（SOP、FEなど）・弱溶剤系ウレタン塗料などをも凌ぐ驚異の密着性を具備しています。
○各種金属面
○各種旧塗膜面
高耐候性
『IP水性メタルコートSi』は、高耐候性シリコン樹脂・超耐候性顔料に加え、さらに特殊UV抑制効果を付与させていますので、紫外線や水分の影響による塗膜劣化を最小限に抑え、その効果を持続、安定化させることにより高い耐候性を長期にわたり保持します。
光沢保持率については、促進耐候試験スーパーキセノン3000時間（自然暴露約8～10年）において、80%以上というトップクラスの耐候性を有します。
促進耐候試験
スーパーキセノン促進耐候試験
優れた防錆効果
『IPメタルコートシリーズ』は、疎水性塗膜を形成しますのでサビの主要因とされる水分を遮断します。また、緻密な塗膜構造により酸化を抑制し、高い塗膜防錆効果を発揮します。 特に『IP水性メタルコートサビ止め』については、今回のシリーズ化に伴い防錆効果の高い顔料を選定していますので、塗膜防錆と顔料防錆の相乗効果により、優れた防錆性（Jis K 5674 2種 該当）を発揮します。それにより、外部金属面へのオール水系塗料の仕様が可能となります。（用途によりアカサビ・グレーの2色からお選びください。）
豊富な原色設定
『IPメタルコート』は艶有り、艶消し（３分艶）の２タイプ、『IP水性メタルコートSi』は艶有りの１タイプを用意しています。それぞれの艶に対して豊富な原色（17色）を設定していますので、淡彩色および濃色はもとより今まで水系塗料では難しいとされていたあざやかな色調ーの幅広い調色が可能です。また、『IP水性メタルコート』は5分艶への艶調整もできますのでご用命ください。
工程の短縮
各種金属面への施工において、プライマー・サビ止め工程を行わず直接塗装が可能です。
また、サビがある場合においても、ケレン後『IP水性メタルコートサビ止め』を全面塗装することなくタッチアップ塗装だけで前処理が完了し、全２工程で仕上がりますので工程の短縮がはかれます。
該当規格
| 製品名 | 艶 | 該当規格 |
|---|---|---|
| IP水性メタルコート IP水性メタルコートSi | 艶有り | JIS K 5660 該当（つや有り合成樹脂エマルションペイント） |
| 艶消し | JIS K 5663 該当（合成樹脂エマルションペイント 1種） | |
| IP水性メタルコートサビ止め | ━ | JIS K 5621 該当（一般さび止めペイント 4種） JIS K 5674 該当（鉛・クロムフリーさび止めペイント 2種） |
環境対策
■低VOCタイプ
○VOCを標準とした室内塗料分類(エマルション塗料VOC対策品)W1
■鉛ガイドライン
○東京都「鉛ガイドライン」（含有量0.06%以下）ゼロ配合
■室内濃度測定対象化合物
○国土交通省 住宅局 測定対象化合物(トルエン・キシレン・スチレン・エチルベンゼン)ゼロ配合
○文部科学省 シックスクール測定対象化合物(トルエン・キシレン・パラジクロロベンゼン・スチレン・エチルベンゼン)
ゼロ配合
■ホルムアルデヒド放散等級(IP水性メタルコート)
○国土交通省 建築基準法F☆☆☆☆
（日本塗料工業会 登録番号：I01072）
■健康リスクに対する建築用塗料の目標基準（日本塗料工業会）
| 塗料設計条件 （エマルション塗料） | 目標基準 | 判定 |
|---|---|---|
| TVOC（全揮発性有機化合物） | 1%以下 | 適合 |
| 芳香族系炭化水素 | 0.1%以下 | 適合 |
| アルデヒド類 | 0.01%以下 | 適合 |
| 重金属（鉛・クロム類） | 0.05%以下 | 適合 |
| 発癌性物質 生殖毒性物質 変異原生物質 | 0.1%以下 | 適合 |
| 感作性物質 | 0.1%以下 | 適合 |
（IP水性メタルコートシリーズ）
性能
IP水性メタルコート
| 試験項目 | 試験結果 | 基準 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 艶有り | 艶消し | シルバー | JIS K 5663 1種 | JIS K 5660 | ||
| 乾燥時間 | 標準状態 | 適合 | 適合 | 適合 | 2時間以内 | |
| 5℃ | 4時間以内 | |||||
| 隠ぺい率（%） | 96.5 | 95.5 | 99.5 | 93.0以上であること | 95.0以上であること | |
| 鏡面光沢度60℃（%） | 80 | 9～12 | 70 | ━ | 70.0以上であること | |
| 耐水性 | 適合 | 適合 | 適合 | 96時間浸漬し異常がないものとする | 96時間以上水に浸漬したとき光沢保持率が80%以上で、塗面に異常がないものとする | |
| 耐アルカリ性 | 適合 | 適合 | ━ | 48時間浸漬し異常がないものとする | 7日間浸漬したとき光沢保持率が65%以上で、塗面に異常がないものとする | |
| 耐洗浄性 | 適合 | 適合 | 適合 | 500回以上の洗浄に耐えるものとする | 1000回以上の洗浄に耐えるものとする | |
| 耐湿潤冷温繰返し性 | 適合 | 適合 | 適合 | ━ | 光沢保持率が80%以上で、湿潤冷温繰返しに耐えるものとする | |
| 促進耐候性 | 適合 | 適合 | 適合 | 白亜化の等級は1以下で、膨れ、はがれ及び割れがなく色の変化の程度が見本品に比べて大きくないものとする | 480時間の試験で光沢保持率が60%以上、白亜化の等級は1以下で、色の変化の度合いが見本品に比べて大きくないものとする | |
| 屋外暴露耐候性 | 適合 | 適合 | 適合 | 12ヶ月の試験で、膨れ、はがれ及び割れが無く、色の変化と白亜化の程度が見本品に比べ大きくないものとする | 12ヶ月の試験で、白亜化の等級は2以下で、割れ、はがれ、膨れ及び穴がなく、色と艶の変化の程度が見本品に比べ大きくないものとする | |
（IP水性メタルコート ホワイト・シルバー）
IP水性メタルコートSi（艶有り・艶消し）
| 試験項目 | 試験結果 | 基準 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 艶有り | 艶消し* | JIS K 5660 準拠（艶有り） | JIS K 5663 準拠（艶消し） | ||
| 乾燥時間 | 標準状態 | 適合 | 適合 | 2時間以内 | |
| 5℃ | 4時間以内 | ||||
| 隠ぺい率（%） | 96.5 | 95.5 | 95.0以上であること | 93.0以上であること | |
| 鏡面光沢度60℃（%） | 80 | 9～12 | 70.0以上であること | ━ | |
| 耐水性 | 適合 | 適合 | 96時間以上水に浸漬したとき光沢保持率が80%以上で、塗面に異常がないものとする | 96時間以上浸漬し異常がないものとする | |
| 耐アルカリ性 | 適合 | 適合 | 7日間浸漬したとき光沢保持率が65%以上で、塗面に異常がないものとする | 48時間以上浸漬し異常がないものとする | |
| 耐洗浄性 | 適合 | 適合 | 1000回以上の洗浄に耐えるものとする | 500回以上の洗浄に耐えるものとする | |
| 耐湿潤冷温繰返し性 | 適合 | 適合 | 光沢保持率が80%以上で、湿潤冷温繰返しに耐えるものとする | ━ | |
| 促進耐候性 | 適合 | 適合 | 480時間の試験で光沢保持率が60%以上、白亜化の等級は1以下で、色の変化の度合いが見本品に比べて大きくないものとする | 白亜化の等級は1以下で、膨れ、はがれ及び割れが無く色の変化の程度が見本品に比べて大きくないものとする | |
| 屋外暴露耐候性 | 適合 | 適合 | 12ヶ月の試験で、白亜化の等級は2以下で、割れ、はがれ、膨れ及び穴がなく、色と艶の変化の程度が見本品に比べ大きくないものとする | 12ヶ月の試験で、膨れ、はがれ及び割れが無く、色の変化と白亜化の程度が見本品に比べ大きくないものとする | |
| 耐衝撃性 | 落下高さ (500mm) | 適合 | 適合 | 塗膜に欠損がなく、基材との付着性が保たれていること（冷間圧延鋼板） ［デュポン式衝撃試験：落下おもり500g］（JIS K 5600-5-3） | |
| 耐酸性 | 1%塩酸・5%塩酸 | 適合 | 適合 | 48時間溶液に浸漬し、塗面に異常がないものとする（社内規格） | |
*3分艶相当
IP水性メタルコートサビ止め
| 試験項目 | 試験結果 | 基準 | |
|---|---|---|---|
| JIS K 5621 4種 | JIS K 5674 2種 | ||
| 乾燥時間（20℃） | 2時間 | 4時間以内に表面乾燥する | 8時間以内に表面乾燥する |
| 上塗り適合性 | 適合 | 上塗り作業に支障がなく、上塗り塗膜にはじき、割れ、穴、膨れ、はがれ、フラッシュさびを生じない | |
| 耐屈曲性 | 適合 | 直径6mmマンドレルにて試験片を折り曲げた時、塗膜に割れ、はがれを生じない | |
| 付着安定性 | 適合 | 切りきずに沿って幅1mm以上の下塗りと上塗りとの塗膜間のはがれを生じない | |
| サイクル腐食性 | 適合 | 20サイクル試験で、塗膜に膨れ、はがれ、さびを生じないこと （JIS K 5600-7-9 サイクル試験） | 36サイクル試験で、塗膜に膨れ、はがれ、さびを生じないこと （JIS K 5600-7-9 サイクル試験） |
| 加熱残分（%） | 適合 | 50以上 | |
| 塗膜中の鉛（%） | 適合 | ━ | 0.06以下 |
| 塗膜中のクロム（%） | 適合 | ━ | 0.03以下 |
| 防錆性 | 適合 | 屋外暴露3ヶ月で塗面にさびがなく塗膜をはがした場合、さびの程度が見本品に比べて同程度である | 屋外暴露24ヶ月で塗膜にさびがなく塗膜をはがした場合、さびの程度が見本品に比べて同程度である |
（IP水性メタルコートサビ止め グレー）
用途
- 建築における各種金属面の新規、および塗り替え
- その他、建築における硬質塩ビ・木部などの新規、および塗り替え
- IP 水性メタルコート（内外部用）
- IP 水性メタルコートSi（外部専用）
- IP 水性メタルコートサビ止め（サビ止め用）
標準工法
| 工程 | 材料 | 調合 （重量比） |
所要量 （kg/ｍ²） |
間隔時間（hr） （20℃、65%RH） |
備考 |
| 素地調整 | ・ゴミ、ホコリ、付着物、油脂類などの汚れ、及び劣化した塗膜は十分除去 ・サビの発生がある場合は３種ケレン（※1）を行い、IP水性メタルコートサビ止め（※2）にて前処理。 ・活膜については、サンドペーパーにて目粗しを行う。 ・内部の不陸調整についてはIP水性メタルパテ（※3）にて処理。 |
||||
| 下塗り | IP水性メタルコートシリーズ（※4） | 3～5清水 | 0.12～0.14 | 2時間以上 | 乾燥確認 |
| 上塗り | IP水性メタルコートシリーズ（※4） | 3～5清水 | 0.11～0.12 | 2時間以上 | - |
- 活膜を残し、老化部分を除去する方法（工法は手工具を主用してワイヤーブラシを併用する作業）
- 清水にて0～5%希釈を行い、塗布量0.15～0.18kg/m²（1回塗り）にてタッチアップ塗装
- 一般鉄面以外の不陸調整には、ご使用をお避けください
- IP水性メタルコートサビ止めは除きます。
注意点
- 素地調整は必ず念入りに行ってください。また、新設の金属面の場合は、油脂類が付着している場合がありますので必ず脱脂を必ず行ってください。
- 塗布量、および施工面積は表面状態や塗装条件により異なります。
- 塗装中、塗装後、および塗料の取り扱い作業時は、換気を十分に行ってください。
- 塗装方法により希釈率を調整して下さい。尚、希釈率が5％を超えますと、タレや色分かれの原因となりますので十分注意してください。
- 外部への施工の際は、各工程において施工面にホコリ、黄砂などの粉塵が飛来していないことを十分確認の上、必要に応じて除去、水洗いを行って下さい。
- 可動部（シャッターなど）および塗装面同士が接触する箇所、または床面への塗装はお避けください。
- 塗装後、約1週間で本来の塗膜性能を発揮しますので、乾燥後すぐに塗面に重量物などを長時間置いたりしないでください。
- IP水系メタルコートシリーズは他の塗料とは絶対に混ぜないでください。
- IP水系メタルコート シルバーを塗装の場合、前処理としてIP水系メタルコートサビ止めグレーをご使用ください。
- 塩ビ鋼板への塗装については、塩ビ被覆に含まれる可塑剤により塗膜に悪影響をおよぼしますので塗装はお避けください。
（塩ビ素地専用塗料IP軟質塩ビコートSiを用意しています） - 乾燥を十分確認の上、次の工程を行ってください。
- 塗装後、4～5時間は降雨。降雪。結露（夜露）に十分注意してください。
- 降雨が予想される日、気温が５℃以下、または素地の表面温度５℃以下、湿度85%以上の場合は塗装をお避けください。
- ご不明な点、または記載内容以外についてはお問合せください。
- 製品の安全に関する詳細な内容については、製品安全データーシート（MSDS）をご参照ください。
関連商品
備考
- IP水性メタルコート・IP水性メタルコートSi 艶消し各色：JIS K5663該当（合成樹脂エマルジョンペイント）
- IP水性メタルコート・IP水性メタルコートSi 艶有り各色：JIS K5660該当（つや有り合成樹脂エマルジョンペイント）
- IP水性メタルコート サビ止め各色 ：JIS K5621該当（一般用さび止めペイント4種）
：JIS K5674該当（鉛・クロムフリーさび止めペイント2種）