カビニゲール
種類:環境配慮形水性防カビ材 【F☆☆☆☆】
社名:関西ペイント株式会社
商品名 | 容量 | 艶 | 色 | 数量 | 単位 | 価格 | ||||
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※価格は税込価格になります。
※カビニゲール除菌剤はアルコール系除菌剤となり、黒カビ等の漂白はしません。
黒カビが透けて見えてしまう可能性がございますので、黒カビは漂白やペーパーを当てて除去して下さい。
仕様
商品名 | 容量 | kg/m² | 塗装面積 | 上塗可能時間 (23℃) |
希釈材 希釈率(%) |
|
除菌剤 | カビニゲール 除菌剤 | 4kg | 0.07~0.12 | 1~3回塗りで 33~57m² |
2時間以上 7日以内 |
━ |
下塗材 | EPシーラー白 | 15kg | 0.09~0.12 | 1回塗りで 125~166m² |
上水 50~100 |
|
エコカチオンシーラー | 0.12~0.14 | 1回塗りで 107~125m² |
━ | |||
上塗材 | カビニゲールE | 20kg | 0.12-0.14 | 2回塗りで 71~83m² |
上水 5~15 |
|
カビニゲールG | 上水 3~10 |
常備色
画面に表示される色は実際の色とは多少異なりますので、 ご注意ください。
- 色指定の際のご参考にご利用ください。
尚、画面上に表示される色は実際の色と大きく異なる場合がございますので、ご注文時は特にご注意ください。
正確な色を選択されるために、カタログ又はサンプルをご用意しております。別途ご請求ください。
特徴
カビ対策は大丈夫ですか?
カビは、清掃などの対処をしても同じ環境のままでは再発生することも多く根絶と維持はなかなか難しいものです。
また美観を損ねたり不快な臭いも発生し、さらには各種疾病やアレルギーなどの弊害も生まれます。
「カビ」とは?
酵母、キノコを含め真菌と呼ばれる微生物の一群で食材などの恩恵も受けています。
もしカビが発生したら…
カビニゲールなら、有害なカビから建物を護り快適な空間を創ります。
関西ペイントのカビに対する永年の研究成果と先進のコンポジットテクノロジーがドッキング
1. 長持ちする超強力防カビ機能
非常に安定した化学構造の防カビ剤をベストセレクト、
非流出タイプで防カビ効果が長期間持続。
2.耐性菌ができにくい
防カビ剤のコンポジット化により耐性菌の発生を抑制。
3.60菌種のカビに効力
一般建築物における検出頻度の高い約60菌種に効力を発揮。
4.高い安全性
安全性の高い防カビ剤を使用しています
防カビ性能の持続性
0:全く菌が発育しない
1:10%以下の発育
2:10-30%以下の発育
3:30-60以下の発育
4:60%以上の完全発育
カビ抵抗性試験結果(当社品比較)
(カビ抵抗性試験条件〉
● 培地:無機塩寒天培地
● 培養条件温度:28~30℃、湿度:85%以上
● 培養期間:28日問
● 試験菌:真菌71菌
(一般建築物における検出頻度の高い約60菌種を含む)
カビニゲールに含まれる多様な防カビ剤が様々なタイプのカビに対し優れた効力を発揮します。
用途と製品構成
製品名 | 一般名称 | 光沢 | 摘用部位 | 荷姿 | ホルムアルデヒド放散等級 |
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カビニゲールE | 合成樹脂エマルションペイント | 艶消 | 内部用 | 20kg, 4kg | F★★★★ |
カビニゲールG | つや有合成樹脂エマルションペイント | 艶有、5分艶、3分艶 | 内外部用 | 15kg, 4kg | F★★★★ |
カビニゲール除菌剤 | アルコール系除菌剤(薬剤配合) | ━ | 内外部用 | 4L | ━ |
カビニゲール除菌剤
エチルアルコールを主成分とする無色透明の除菌剤で、建築物のカビ汚染に対して除菌効果を発揮します。アルコールによる除菌効果に加え、薬剤がカビ汚染部に深く浸透して除菌効果を倍増します。
標準工法
内部
工程 | 塗料名・処置 | 標準所要量 (kg/m²/回) |
塗回数 | 塗装間隔 (23℃) |
希釈剤 希釈率(%) |
塗装方法 |
素地調整 | カビ・汚れ・その他の付着物、および劣化した塗膜を入念に除去する。 素材(被塗物)は、水分8%以下、pH10以下に管理する。巣穴・段違い・欠落部はパテなどで補修する。 |
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除菌処理 | カビニゲール 除菌剤 | 0.07~0.12 | 1~3 | 2時間以上7日以内 | ━ | ハケ、ローラー |
下塗 | EPシーラー白 | 0.09~0.12 | 1 | 2時間以上7日以内 | 上水 50~100 |
ハケ、ローラー |
上塗り | カビニゲールE | 0.12~0.14 | 2 | 2時間以上7日以内 | 上水 5~15 |
ハケ・ローラー |
内外部
工程 | 塗料名・処置 | 標準所要量 (kg/m²/回) |
塗回数 | 塗装間隔 (23℃) |
希釈剤 希釈率(%) |
塗装方法 |
素地調整 | カビ・汚れ・その他の付着物、および劣化した塗膜を入念に除去する。 素材(被塗物)は、水分8%以下、pH10以下に管理する。巣穴・段違い・欠落部はパテなどで補修する。 |
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除菌処理 | カビニゲール 除菌剤 | 0.07~0.12 | 1~3 | 2時間以上7日以内 | ━ | ハケ、ローラー |
下塗 | エコカチオンシーラー | 0.12~0.14 | 1 | 2時間以上7日以内 | ━ | ハケ・ローラー |
上塗 | カビニゲールG (艶有、5分艶、3分艶) |
0.12~0.14 | 2 | 2時間以上7日以内 | 上水 3~10 |
ハケ・ローラー |
施工上の注意事項
カビニゲールE、G共通
- 開缶後よくかきまぜて中味を均ーにしてからご使用ください。
- モルタル・コンクリートなどのアルカリ質素材は、水分8%以下、pH10以下になるまで十分乾燥させてください。
- 気温5℃以下、湿度80%以上、また強風、降雨、降雪が予想される場合は塗装を中止してください。
- 新設の押出成形板·GRC板などは下塗り材として弊社が推奨する下塗塗料を別途ご使用ください。
カビニゲールE
- 夜間などは気温の低下によって結露し、塗面にシミがついたリ、塗膜をタレさせたリすることがありますので、冬期や雨天の塗装には特にご注意ください。
- ぬれ色と乾き色とでは少し色差があリ、乾燥するにつれてやや濃くなる傾向があリますので調色の際は乾き色で合わせてください。
- 高温(40℃以上)および低温(-5℃以下)での保存は避けてください。
- 低VOC型のため、貯蔵温度が0℃以下になると凍リます。その場合は常温でとかしてからご使用ください。
- 補修部分が目立つことがあリますので、同一塗料ロット、同一塗装方法での補修および適正希釈にご注意ください。
- 一部の塗色、特に青、黄、オレンジ系などの濃彩色は顔料の特性上、隠ぺい性(トマリ性)が弱い傾向にあリ、規定の塗装回数では仕上がらない場合があリますのでご了承ください。
- 濃彩色の場合、磨耗等によリテカリや色落ちが目立つ場合があリますので、ご注意ください。
- 夜間などは気温の低下によって結露し、塗面にシミがついたリ、塗膜をタレさせたりすることがあリますので、冬期や雨天の塗装には特にご注意ください。
カビニゲールG
- 軽量モルタル、ALCパネル、高断熱型窯業サイディングおよび発泡ウレタンなどを使用した壁断熱工法などの「高断熱型外壁」を塗り替える際、旧塗膜が溶剤系アクリルトップである場合は蓄熱や水の影響、塗装後の環境などいくつかの条件が重なることで塗膜のふくれが生じることがあリます。旧塗膜をラッカーシンナー拭きして簡単に塗膜が再溶解する場合は、下塗りに「マルチタイルコンクリートプライマーEPO」を塗装してください。
- 塗装用具などの洗浄の際、上水で落ちにくい場合はラッカーシンナーを用いてください。
カビニゲール除菌剤
- 安全性の高い薬品ですが、体質によっては、かぶれる場合がありますので、作業する際はビニール袋、保護マスク、保護メガネをご使用ください。
- 万ー、目に入った場合は大量の水で洗い流してください。
- 引火性が強いので、火気は近づけないでください。
- 乳幼児、ペット等は室外に退避させてください。
- 保管は直射日光のあたるところを避けてください。
- シンナー、水などで薄めずに、そのまま使用してください。
- 使用に際しては使用する分だけ、缶から出してください。また作業終了後、あまった除菌剤は缶の中に戻さないでください。
- 施工に際しては戸窓を開放し、また、換気ファンでの強制換気等、換気を充分行ってください。
ご使用上の注意事項
下記の注意事項を守ってください。詳細な内容については安全データシート(SDS)をご参照ください。
予防策
- 取り扱い作業中・乾燥中ともに換気のよい場所で使用し、粉じん・ヒューム・ガス・ミスト・蒸気・スプレーを吸入しないこと。必要な保護具(帽子・保護めがね・マスク・手袋等)を着用し、身体に付着しないようにすること。
- 吸入に関する危険有害性情報の表示がある場合、有機ガス 防毒マスク、又は、送気マスクを着用すること。又、取り扱い作業場所には局所排気装置を設けること。
- 皮膚接触に関する危険有害性情報の表示がある場合、頭巾・えリ巻きタオル・長袖の作業着・前掛を着用すること。
- 本来の目的以外に使用しないこと。
- 指定材科以外のものとは混合(多液品の混合・希釈等)しないこと。
- 缶の取っ手を持って振ったり、取っ手をロープやフックで吊リ下げたりしないこと。
- 取リ扱い後は、洗顔、手洗いうがい、及び鼻孔洗浄を十分行うこと。
- 使用済みの容器は、火気、溶接、加熱を避けること。
- 本品の付いた布類や本品のかす等は水に浸して処分すること。
対応
- 目に入った場合:直ちに、多量の水で洗うとともに医師の診察を受けること。
- 皮膚に付着した場合:直ちに拭き取り、石けん水で洗い落し、痛みや外傷等がある場合は医師の診察を受けること。
- 吸入した場合:空気の清浄な場所で安静にし、必要に応じて医師の診察を受けること。
- 飲み込んだ場合:直ちに医師に連格すること。無理に吐かせないこと。
- 漏出時や飛散した場合は、砂、布類(ウエス)等で吸い取り、拭き取ること。
- 火災時には、炭酸ガス、泡、又は、粉末消火器を用いること。
保管
- 指定容器を使用し、完全にふたをして湿気のない場所に保管すること。直射日光、雨ざらしを避け,貯蔵条件に星づき保管すること。子供の手の届かない場所に保管すること。
廃棄
- 本品の付いた布類や本品のかす、及び、使用済み容器を廃稟するときは関連法規を厳守の上、産業廃棄物として処分すること。(排水路、河川、下水、及び、土壌等の環境を汚染する場所へ廃稟しないこと。)
施工後の安全
- 本製品は揮発性の化学物質を含んでいますので、塗装直後の引渡しの場合は、施主様に対して安全性に十分に注意を払うように指導してください。
- 例えば、不特定多数の方が利用される施設などの場合は、立看板などでペンキ塗り立てである旨を表示し、化学物質過敏症ならびにアレルギー体質の方が接することのないようにしてください。
関連商品
備考
関西ペイント株式会社:http://www.kansai.co.jp/
PDF:カビニゲール
PDF:エコカチオンシーラー