パワーMレタンEX
種類:ターペン可溶ウレタン変性上塗下塗兼用塗料
社名:関西ペイント株式会社
商品名 | 容量 | 色 | 数量 | 単位 | 価格 | |||
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※発錆や孔食がある、焼付塗膜面への塗装の場合は下塗材が必要となります。
※価格は税込価格になります。
※白・グレーのみ4kgセットもございます。別途お問い合わせ下さい。
商品名 | 艶 | 容量 | 色 | 数量 | 単位 | 価格 | |||
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※価格は税込価格になります。
※4kgセット・3分/5分/7分艶有もございます。別途お問い合わせ下さい。
仕様
商品名 | 容量 | kg/m² | 塗装面積 | 上塗可能時間(23℃) | |
下塗材 | スーパーザウルス2 | 16kg | 0.14 | 1回塗りで110m² ※新設は2回塗り |
4時間以上7日以内 |
上塗材 | パワーMレタンEX | 15kg | 0.12~0.13 | 2回塗りで57~62m² | 4時間以上7日以内 |
常備色
画面に表示される色は実際の色とは多少異なりますので、 ご注意ください。
提案色
白 | ||||
KP-111 | KP-110 | KP-112 | KP-223 | KP-221 |
KP-310 | KP-127 | KP-121 | KP-133 | KP-80 |
KP-337 | KP-120 | KP-131 | KP-141 | KP-247 |
KP-330 | KP-336 | KP-147 | KP-350 | KP-75 |
KP-347 | KP-357 | KP-150 | KP-352 | KP-70 |
KP-356 | ◎KP-167 | ◎KP-376 | ◎KP-368 | ◎KP-50 |
◎KP-367 | ◎KP-170 | ◎KP-385 | ◎KP-185 | ◎KP-379 |
提案色以外でも日本塗料工業会色見本帳などでの調色も可能です。
◎印は材料費が割高になります。
特徴
- ウレタン変性であるため優れた耐候性を有します。
- 従来塗装系の性能を少ない塗り回数で発揮します。
- 施工コストの低減が図れます。
- 弱溶剤形塗料であるため旧塗膜を選びません。
- 劣化亜鉛めっきへの付着な適用できます。
(亜鉛めっきされた新品部材については付着性確保のため適切な素地調整を行い、スーパーザウルス2を下塗りに使用してください。) - ホルムアルデヒド放散等級区分 F☆☆☆☆です。
- 鉛・クロムを含有しておりません。
- 弱溶剤の塗料用シンナーで希釈するため作業性が非常に優れ、より安全な作業環境で塗装できます。
- UR都市機構『錆止め兼用ウレタン樹脂ペイント塗り(UE)』基準に適合しています。
防食性
【複合サイクル(120サイクル:単膜での防食性検証)】
パワーMレタンEX(2回塗り)は試験の通り
従来仕様(3回塗り)と同等の防食性を発揮します。
試験方法:JIS複合サイクル試験(120サイクル)
内容:
SST(30℃)0.5時間→WET(30℃/95%RH)1.5時間→DRY(50℃)2時間→DRY(30℃)2時間
上記を1サイクルとした耐複合サイクル防食性試験(CCT)
主な適用素材
注)錆を除去し、ペーパー研磨等での目粗しを行い清浄な面とした後、塗装してください。
素材種類 | 内部 | 外部 | ||
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塗替※1 | 新設 | 塗替※1 | 新設 | |
鉄 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
電気亜鉛メッキ | ○ | ○※2 | ○※3 | ○※2 |
溶融亜鉛メッキ | ○ | ○※2 | ○※3 | × |
◎:本来の推奨適用素材です。
○:適用可能ですが、十分な研磨を行ってください。
×:不適です。
※1)旧塗膜の付着劣化により、旧塗膜を除去した部分は素材が露出しておりますので、その部分は補修塗りを行ってください。
※2)水廻り・高湿度環境での適応は避けてください。
※3)経年劣化した無塗装面も含みます。
耐候性
【促進耐候性試験:キセノンランプ法】
ウレタン変性であるため、優れた耐候性を発揮します。
荷姿
15kgセット (ベース:13.5kg、硬化剤:1.5kg)
※以下の品目は、別途お問い合わせください。
4kgセット (ベース:3.6kg、硬化剤:0.4kg)
※3分艶・5分艶・7分艶有もご相談ください。
製品概要
系統 | ターペン可溶ウレタン変性樹脂塗料 | |||
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混合比 | ベース/硬化剤 = 9/1 | |||
色 | 白及び各色 | |||
艶 | 艶有り、7分艶、5分艶、3分艶 | |||
塗料比重 | 1.15 (白) | |||
溶剤比重 | 0.82 | |||
加熱残分 | 60% (白) | |||
劇物表示(品名・含有量) | ━ | |||
労安法上の表示有害物 | ベース:キシレン、エチルベンゼン、硬化剤:キシレン | |||
使用有機溶剤種別 | ベース:第3種有機溶剤等 ベース:第3種有機溶剤等 | |||
消防法による危険物区分 | ベース:第4類 第2石油類(非水溶性) 硬化剤:第4類 第2石油類(非水溶性) | |||
硬化剤の成分による区分 | イソシアネート | |||
ホルムアルデヒド放散等級 | F☆☆☆☆ | |||
湿度 | 5℃ | 23℃ | 30℃ | |
乾燥時間 | 指触 | 30分 | 30分 | 10分 |
半硬化 | 2時間 | 1時間 | 30分 | |
標準塗装間隔 | 最短 | 16時間 | 4時間 | 3時間 |
最長 | 7日 | 7日 | 7日 | |
可使時間 | 8時間 | 8時間 | 4時間 |
用途
鉄、亜鉛メッキ面
標準工法
工程 | 材料 | 標準所要量 (kg/m²/回) |
塗装間隔 (23℃) |
希釈剤 | 希釈率 (%) |
塗装方法 |
素地調整 | 劣化している塗膜はケレン工具で除去する。 さびは電動工具やサンドペーパーなどを用いて除去し、被塗装面を清掃する。 素地露出部は変性エポキシ樹脂塗料下塗を用いて補修塗りを行う。 (注1)詳細は、下記「素地調整について」を熟読してください。 |
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1回目 | パワーMレタンEX | 0.12~0.13 | 4時間以上7日以内 | 塗料用シンナーA | 2~8 | ローラー、ハケ |
2回目 | パワーMレタンEX | 0.12~0.13 | ━ | 塗料用シンナーA | 2~8 | ローラー、ハケ |
(注1) 発錆や孔食が著しい箇所は、変性エポキシ樹脂塗料下塗(スーパーザウルス2)を補修塗りしてください。
(注2) 膜厚確保のための短毛ローラーは使用しないでください。
(注3) スプレー塗装は弊社までお問い合わせください
注意事項
施工上の注意事項
塗料の混合比率
- パワーMレタンEXは2液混合型の塗料です。
使用の際は、所定の混合比率を守って塗装してください。 - 硬化剤は、必ず所定の硬化剤を使用してください。
- 混合比率が異なったり、専用硬化剤以外のものを使用した場合、塗膜に粘着が残るなど塗膜性能に悪影響を及ぼすことがありますのでご注意ください。
- 混合比率(重量比)ベース:硬化剤=9:1
素地調整について
- 塗装前の下地処理として、サンドペーパー・マジクロン等を用いて入念な目粗しをしてください。
- ケレンカスをウエス拭きなどで十分除去してください。
- ラッカーシンナーなどを用いて被塗面の脱脂を行ってください。
- 塗替や屋外に1ヶ月以上放置された亜鉛めっき部材については適切な素地調整を行い、塗装してください。
- 焼付塗膜面への塗装の際は充分目粗しの上スーパーザウルス2を下塗としてご使用ください。
艶調整について
- 3分艶・5分艶・7分艶が可能です。塗装方法の変動、所要量のバラツキ等により、
ツヤムラが生じる場合がありますので、ご注意ください。 - 艶調整仕上げの場合は、1層目に(艶有り)、2層目に(艶調整品)を塗ると、より仕上り性が向上します。但しこの場合の塗装間隔は24時間以上(1ヶ月以内)あけてください。
施工上の注意事項
- 希釈には必ず「塗料用シンナーA」を使用してください。その他のシンナーを使用した場合、チヂミや再溶解等が発生することがあります。また、ラッカー系旧塗膜面を塗り替える場合、チヂミが発生することがありますので、事前に確認してください。
- ハケ、ローラー、塗装機の洗浄にはラッカーシンナーをご使用ください。
- ベースと硬化剤を調合した塗料は8時間以内(23°C)にご使用ください。調合後、長時間経過した塗料を使用した場合、塗膜性能が低下する場合があります。
- 開缶後はできるだけ直ちに閉栓してください。長時間、空気にふれると増粘が早くなる傾向があります。使用後の塗料は、必ず密閉して冷暗所に保管してください。
- 乾燥過程で水(降雨)などの影響を受けると白化することがあります。この場合は軽く表面を研磨するなどの処置をしてください。
- 上塗に強溶剤系塗料は使用しないでください。
- 所要量は、被塗物の形状や素材、塗装方法、環境などによって増減する場合があります。
- 塗装仕様に記載の塗装間隔は、屋外で気温23°Cの条件を想定しています。低温時や屋内等で十分な換気ができない場合は、塗装間隔が長くなることがありますので、ご注意ください。
- 気温5°C以下、湿度85%以上の環境では塗装を避けてください。また、強風時や降雨、降雪、結露が予測される場合も塗装を避けてください。
- 黄・赤・青・緑系のさえた色で仕上げる場合は、隠ぺい性を上げるため、1層目に共色で塗装して仕上げることをお奨めします。
- エマルジョンパテを使用しないでください。剥離の原因となります。
- 完全に乾燥するまでには時間を要しますので、カウンター、床面等への塗装は避けてください。
- 調色には指定原色を使用してください。また、調色は渇き色に合わせてください。
- 使用前に塗料を均一にかき混ぜてください。薄めすぎは隠ぺい不足や光沢不足の原因となるだけではなく、流れやすくなるために、仕上り不良の原因ともなりますので、ご注意ください。流れた部分は色が変わることがありますが、この場合は、直ちに補修塗りを実施してください。
- 被塗装面に、ワックス汚れ等が付着している場合は、付着不良の原因になりますので必ずシンナーを含ませたウエスで拭き取ってから塗装してください。
- 1層目・2層目で異なる色を塗装する場合は、塗り重ねインターバルを1日以上空けてください。
- スチールドアなどで、ゴムパッキンと接触する部分は、粘着することがありますので、塗装は避けてください。
- シーリング材の上の塗膜は割れや汚れが生じることがありますので塗装は避けてください。やむなく塗装を行う場合は『マルチタイルコンクリートプライマーEPO』をご使用ください。
- 汚れ、傷などにより補修塗りが必要な場合がありますので、使用塗料の控えは必ずとっておき、同一塗料、同一ロット、同一塗装方法で補修塗装をしてください。
ご使用上の注意事項
下記の注意事項を守ってください。
詳細な内容については安全データシート(SDS)をご参照ください。
■予防策
- 取り扱い作業中・乾燥中ともに換気のよい場所で使用し、粉じん・ヒューム・ガス・ミスト・蒸気・スプレーを吸入しないこと。必要な保護具(帽子・保護めがね・マスク・手袋等)を着用し、身体に付着しないようにすること。
- 吸入に関する危険有害性情報の表示がある場合、有機ガス用防毒マスク、又は、送気マスクを着用すること。又、取り扱い作業場所には局所排気装置を設けること。
- 皮膚接触に関する危険有害性情報の表示がある場合、頭巾・えり巻きタオル・長袖の作業着・前掛を着用すること。
- 火気を避けること。静電気放電に対する予防処置を講ずること。
- 火災を発生しない工具・防爆型の電気機器・換気装置・照明機器等を使用すること。
- 裸火又は高温の白熱体に噴霧しないこと。
- 本来の目的以外に使用しないこと。
- 指定材料以外のものとは混合(多液品の混合・希釈等)しないこと。
- 缶の取っ手を持って振ったり、取っ手をロープやフックで吊り下げたりしないこと。
- 取り扱い後は、洗顔、手洗い、うがい、及び、鼻孔洗浄を十分行うこと。
- 使用済みの容器は、火気、溶接、加熱を避けること。
- 本品の付いた布類や本品のかす等は水に浸して処分すること。
■対応
- 目に入った場合:直ちに、多量の水で洗うとともに医師の診察を受けること。
- 皮膚に付着した場合:直ちに拭き取り、石けん水で洗い落とし、痛みや外傷等がある場合は、医師の診察を受けること。
- 吸入した場合:空気の清浄な場所で安静にし、必要に応じて医師の診察を受けること。
- 飲み込んだ場合:直ちに医師に連絡すること。無理に吐かせないこと。
- 漏出時や飛散した場合は、砂、布類(ウエス)等で吸い取り、拭き取ること。
- 火災時には、炭酸ガス、泡、又は、粉末消火器を用いること。
■保管
- 指定容器を使用し、完全にふたをして湿気のない場所に保管すること。
- 直射日光、雨ざらしを避け、貯蔵条件に基づき保管すること。
- 子供の手の届かない場所に保管すること。又、関連法規に基づき適正に管理すること。
■廃棄
- 本品の付いた布類や本品のかす、及び、使用済み容器を廃棄するときは、関連法規を厳守の上、産業廃棄物として処分すること。(排水路、河川、下水、及び、土壌等の環境を汚染する場所へ廃棄しないこと。)
■施工後の安全
- 本製品は揮発性の化学物質を含んでいますので、塗装直後の引渡しの場合は、施主様に対して安全性に十分に注意を払うように指導してください。例えば、不特定多数の方が利用される施設などの場合は、立看板などでペンキ塗り立てである旨を表示し、化学物質過敏症ならびにアレルギー体質の方が接することのないようにしてください