コーキングSuper250 の概要

耐熱用特殊エポキシ系接着補修剤

コーキングSuper250は、エポキシ樹脂に特殊な変性を加え、更に特殊樹脂を配合しハイブリットにすることにより一般のエポキシ樹脂では成し得ない優れた耐熱性を兼ね備えた画期的な接着補修剤です。

250℃の優れた耐熱性、鉄·ステンレス等の金属、コンクリートなど様々な材質に使用できる強力な接着力、優れた耐久性·防食性·優れた耐油·耐溶剤性により様々な工業用設備に於いてご利用できます。

優れた耐熱性(-35℃～250℃)

圧力のかかる配管では最高200℃まで
蒸気配管の漏れの補修

圧力のかからない熱伝導では最高250℃まで
煙突廻りの充填接着
耐熱性が必要な熱源付近の充填接着に最適です。

優れた接着性

様々な金属やコンクリート等にも接着します

優れた耐久性・耐腐食性・耐摩耗性

金属部の不陸調整や防食用途でご使用できます。

優れた耐油性・耐溶剤性

物性

耐圧性

1. 接合部に付着している錆、油、汚れ、水分等接着性能を阻害する要因になるものを除去し、必要に応じサンドペーパー等による下地処理をして下さい。
2. 主剤と硬化剤をよく混合して下さい。
   硬化剤の小さい塊が残らないようにご注意下さい。
   (混合重量比 主剤1:硬化剤1 混合容量比 主剤3:硬化剤2)
3. 可使時間内で使い切れる適量を混合して下さい。(25℃約90分)
4. 被着体によく擦りつけるように塗布して下さい。その後必要な厚みをお作り下さい。
   亀裂部分の補修などは、亀裂部分の中心から強く扱くように塗布し接着面を広く取って下さい。穴が大きい場合などは状況に応じて金属板、金網、ガラス繊維等で補強して下さい。
5. 完全硬化するまで動かさないで下さい。 (25℃約24時間)

【パイプネジ部の漏水補修の場合(上記1. 2. 3.の後) 】

1. まず余ネジ部分のネジのピッチをきれいに全体を塗り潰して下さい。 (図①)
2. 継手側から余ネジ部分まで塗布して下さい。 (図②)
3. 必要に応じ厚みをつけて下さい。 (厚いと耐圧性は向上)
4. 完全硬化まで動かさないで下さい。完全硬化後に通水、通圧を行って下さい。

※ ステンレスなど温度変化により膨張収縮の特性がある素材に使用する際は、貴社施工条件や設計上に関わる要素まで加味できませんので充分なご検討をお願い致します。

※ 蒸気配管の補修の際は、亀裂やピンホールの大きさ·配管素材の状況·漏れの状態により施工条件が異なります。下記性能表の接着強度を参考に貴社施工条件に適合するかご判断下さい。 (塗布面積を広く、厚みを厚く塗布すると強度はより発生致します。)

【関連商品】

※ 圧力が停止できない場合や圧力を停止しても管内の流体物が抜けきらない場合は、仮止めテープ『タイトテープ110』をご利用下さい。

※ 100℃以下の速乾補修、上水の補修などには『コーキング110』をご利用下さい。