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床材【フローン ヌルサット】

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フローン ヌルサット

種類:2液水性速乾ウレタン系床用塗料

社名:東日本塗料東日本塗料

商品名 A液 B液 容量 数量 単位 価格  
下塗材 フローンNSプライマー
一液水性架橋型 エポキシ変性カチオン系プライマー F☆☆☆☆
4K ¥6,898
15K ¥19,472
上塗材 フローンヌルサット
2液水性速乾ウレタン系床用塗料 F☆☆☆☆
3K 0.3K 3.3K セット ¥
12K 1.2K 13.2K セット ¥

※価格は税込価格になります。

仕様

商品名 容量 kg/m²/回 塗装面積 上塗可能時間(23℃) 歩行可能時間(23℃)
フローンNSプライマー 4kg 0.15 1回塗りで26m² 2時間~48時間
15kg 0.15 1回塗りで100m² 2時間~48時間
フローンヌルサット 3.3kg 0.15 2回塗りで11m² 2時間~48時間 2時間以上
13.2kg 0.15 2回塗りで44m² 2時間~48時間 2時間以上

色相

画面に表示される色は実際の色とは多少異なりますので、 ご注意ください。

常備色(6色)

マスカットグリーン
(A-1)
エメラルドグリーン
(A-2)
フレッシュグリーン
(A-3)
フォックスグレー
(A-4)
サンドベージュ
(A-5)
スカーレットブラウン
(A-6)

標準色(15色) ※受注生産

ムーングレー
(B-4)
シルバーグレー
(B-5)
ハンターグリーン
(B-6)
セメントグレー
(B-7)
ライトベージュ
(B-12)
キャメルイエロー
(B-15)
チャイナベージュ
(B-16)
ラインイエロー
(B-18)
ライトグレー
(B-20)
アーモンドブラウン
(B-21)
マイルドグリーン
(B-22)
ウォーターブルー
(B-23)
ハーベストブラウン
(B-24)
マリンブルー
(B-25)
ゴールデンイエロー
(B-26)

指定色

イエロー・赤等の明度及び彩色の高い色は、隠ぺい性が低いので上塗り工程1層目に共色(調色品:白=1:1混合品)の塗装をおすすめします。また、下地の色、凹凸の状況、下地の吸い込み等の条件によっては 、上塗り工程が標準塗装回数より多くなる事があります。

特徴

フローンヌルサット タイトル

フローン ヌルサット 特徴

フローンヌルサット 特徴
汚れにくい

フォークリフトが走行しても傷や汚れが付きにくいです。

速乾

施工後8時間でフォークリフト走行(23℃)OK!

簡単!

①電動撹拌機がなくても簡単に撹拌できます。
②既存塗膜にプライマー無しで密着します!
 ※既存塗膜への密着性は一覧表を参照して下さい。

フォークリフト走行跡の比較
ヌルサット塗布

左側:ヌルサット塗布
右側:一般水性ウレタン塗料

密着性

商品名 旧塗膜
フローン50・55
フローンエポローラー
フローン22
フローンフルトップ
フローンクイックF
エポエース
ソルエポ90
AUコート
ハイフローン
アースフローンR
アースフローン水性
フローンアクアエポ
パワフルフロアーII
水性フロアー
フローンアクアファースト

※既存塗膜は必ず目荒しを行って下さい。

耐薬品性

試験項目 試験結果 試験条件
耐水性 水道水、一ヶ月浸漬
耐塩水性 20%塩水、スポット試験48時間
耐溶剤性 トルエン、スポット試験48時間
キシレン、スポット試験48時間
エタノール、スポット試験48時間
耐酸性 10%塩酸、スポット試験48時間
10%硫酸、スポット試験48時間
10%硝酸、スポット試験48時間
10%酢酸、スポット試験48時間
耐アルカリ性 10%苛性ソーダ、スポット試験48時間
10%アンモニア、スポット試験48時間
耐生活材性 飽和砂糖水、スポット試験48時間
醤油、スポット試験48時間
ソース、スポット試験48時間
耐油性 サラダ油、スポット試験48時間
灯油、スポット試験48時間
エンジンオイル、スポット試験48時間
切削油、スポット試験48時間

 ※判定 ◎=異常なし。○=やや艶引け
 ※スポット試験はJIS A 5705に準拠
 ※試験結果は弊社における試験に基づくもので保証値ではありません。

性状・物性

試験項目 試験結果 試験条件
外観 A液 着色粘稠液  
   B液 透明粘稠液
引っかき硬度 2H JIS K5600鉛筆法
磨耗質量 50mg JIS K7204テーバー式磨耗試験機、CS-17 9.8N 回転数1000回転
鏡面光沢度 80 JIS K5600入射角60度
耐候性 異常なし S-W-O-M 500時間
ホルムアルデヒド放散等級 F★★★★ JIS K5601-4-1

乾燥性

温度 10℃ 23℃ 30℃
可使時間 3時間 2時間 1.5時間
上塗可能時間 3時間 2時間 30分
歩行可能時間 5時間 2時間 2時間
重作業可能時間 18時間 8時間 7時間

用途

  • 内外部モルタル・コンクリート床面
  • 既存塗膜の塗り替え
  • 工場・倉庫・廊下・階段・駐車場

※アスファルトコンクリート面には施工できません。

ご使用方法

フローンヌルサットは電動撹拌機が無くても撹拌できます(例13.2kgの場合)

使用方法説明図
  1. 必ず目荒しをします※
  2. A液のフタを開けます
  3. B液を開け口から全量投入します。
  4. 水道水を用意します。500mLのペットボトル1本分(3.3kgセットの場合は140mg)
  5. B液の缶に用意した水道水を入れて良く振ります
  6. (5)をA液に入れます
  7. きっちりフタをしてA液の缶を逆さまに15回、元に戻して15回合計30回良く振ります
  8. 缶の天板を皮スキなどで切ってご使用下さい
  9. 完成! 手を切らないように気をつけて下さい

撹拌方法はムービーでご覧ください

※サンドペーパーを使用する際は、コンクリート・モルタル面で#60~80、既存塗膜の塗替えで#180~240を推奨します。
※小分けをしてご使用の際は10:1の配合比(重量比)で計算してください。

標準工法

コーティング工法(総合塗膜厚約0.2mm)

塗り重ね図1
工程 材料名 使用量
(㎏/m²)
上塗可能時間 備考
1 素地調整 - - ※施工上の注意事項をご参照下さい。
2 フローンNSプライマ―※1 0.15 2時間~48時間 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。 
3 フローンヌルサット
水道水
0.15
0.006
2時間~48時間 A液:B液=10:1(重量比)の割合で計量、混合、水道水で4%希釈、攪拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。 
4 フローンヌルサット
水道水
0.15
0.006
歩行可能時間:2時間以上
重作業可能時間:8時間以上

既存塗膜面の塗り替え(総合塗膜厚約0.2mm)

塗り重ね図2
工程 材料名 使用量
(㎏/m²)
上塗可能時間 備考
1 素地調整 - - 既存塗膜の浮き・ハガレ部はケレンし、除去する。また、汚れ・油分・ワックスは除去し、必ずサンダー・ポリッシャー等で目荒しを行う。
2 フローンヌルサット
水道水
0.15
0.006
2時間~48時間 A液:B液=10:1(重量比)の割合で計量、混合、水道水で4%希釈、攪拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。 
3 フローンヌルサット
水道水
0.15
0.006
歩行可能時間:2時間以上
重作業可能時間:8時間以上

プラチップ仕上げ(総合塗膜厚約0.9mm)

塗り重ね図3
工程 材料名 使用量
(㎏/m²)
上塗可能時間 備考
1 素地調整 - - ※施工上の注意事項をご参照下さい。
2 フローンNSプライマ―※1 0.15 2時間~48時間 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。 
3 フローンヌルサット
フローンプラチップ
水道水
0.15
0.0075
0.006
2時間~48時間 A液:B液=10:1(重量比)の割合で計量、混合、水道水で4%希釈したフローンヌルサットを1に対し、フローンプラチップを5%計量、混合、攪拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。 
4 フローンヌルサット
フローンプラチップ
水道水
0.15
0.0075
0.006
歩行可能時間:2時間以上
重作業可能時間:8時間以上

防滑(追吹付)工法 (総合塗膜厚約1.2mm)

塗り重ね図4
工程 材料名 使用量
(㎏/m²)
上塗可能時間 備考
1 素地調整 - - ※施工上の注意事項をご参照下さい。
2 フローンNSプライマ―※1 0.15 2時間~48時間 原液のまま、中毛ローラー、ハケにて塗布。
3 フローンヌルサット
水道水
0.15
0.006
直後 A液:B液=10:1(重量比)の割合で計量、混合、水道水で4%希釈、攪拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。 
4 フローン硅砂6号
または7号(追吹付)
0.3 2~48時間 工程3の直後、リシンガン(口径3~4mm)にてフローン硅砂6号または7号を散布。硬化後、余剰なフローン珪砂を除去。
5 フローンヌルサット
水道水
0.2
0.008
2~48時間 A液:B液=10:1(重量比)の割合で計量、混合、水道水で4%希釈、攪拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。
6 フローンヌルサット
水道水
0.2
0.008
歩行可能時間:2時間以上
重作業可能時間:8時間以上

※1 吸い込みが激しい場合は、再度フローンNSプライマーを塗布して下さい。
※  フローンヌルサットの撹拌方法については、使用方法をご参照下さい。

注意点

施工上のご注意

  1. 下地は砂、ゴミ、ホコリ、油等を完全に取り除いて下さい。また、新設コンクリート・モルタルの表面には、レイタンス(遊離アルカリによる脆弱層が形成されるため、密着不良の原因となります。必ずワイヤー付きポリッシャー等でレイタンス層を完全に除去して下さい。
  2. コンクリート・モルタルの養生不足は水分の影響によりフクレ、硬化不良を、また、アルカリの影響により密着不良を招く場合があります。コンクリート・モルタルは打設後、常温乾燥で夏期3週間以上、冬期4週間以上の期間が必要です。目安として、含水率が高周波水分計ケット社製HI-500・HI520で測定し、コンクリートレンジの表示値が5%以下、かつ、pH9.5以下になってから施工して下さい。また、降雨直後で下地に水分を含んでいる場合は、2日以上乾燥させて下さい。
  3. コンクリート・モルタルに発生した亀裂は、Uカットして、フローンエポパテ等を充填し、亀裂面が平滑になるように研磨して下さい。
  4. アスファルトコンクリート面には施工しないで下さい。
  5. 2液反応硬化型ですから、配合比を厳守して下さい。A液10に対し、B液を1(重量比)の割合で計量、混合し、充分に攪拌して下さい。不十分ですと、塗膜性能が充分に発揮されない恐れがあります。
  6. B液は、キャップ口からのみの添加では、規定量を配合することは困難です。中身を出したB液の缶の中に希釈用の水道水を投入し、しっかりと振って完全に中身を出し切って下さい。
  7. 規定量以下の配合では、塗膜性能が充分に発揮されない恐れがあります。
  8. 素地の水もれ、屋外での雨天時の施工は塗膜のはくリ、硬化不良の原因となりますので絶対に避けて下さい。
  9. 2液反応型ですから、2時間以内に使い切って下さい。2時間を超えたものは、塗膜に欠陥を生じますから絶対に使用しないで下さい。
  10. 施工後23℃では、2時間程度経過後、歩行可能となります。ただし、この時間帯は、温度、使用量、換気状態によって変化しますのでご注意下さい。
  11. ご使用になる環境を充分に考慮して適正な材料と施工方法を決定して下さい。
  12. きれいに仕上げる為に、中毛ローラーにてタテ、ヨコ(十字)で塗装して下さい。
  13. 厚塗りした場合、重量物により凹みを生じる可能性があります。標準塗布量を厳守して下さい。
  14. 表面乾繰が早く、皮はりをしやすいため、開封後は速やかに使い切って下さい。
  15. 床面に貼り付けたラインテープ等を除去する際、塗膜が剥がれる場合があります。
  16. ゴム製品やタイヤなどが長時間接触していると、汚染が生じたり塗膜が剥がれることがあります。
  17. 気温5℃以下、湿度80%以上では施工しないで下さい。
  18. 硬化時間、硬化後の性能は施工時の温度に大きく影響されます。
    10℃以下 15℃~25℃ 30℃以上
    硬化後退
    (カブリ、しわ、軟化発生)
    最適 硬化促進
    (ポットライフ短縮)

    また、施工時の環境が悪い場合(低温時、換気が充分でない室内)は塗膜に欠陥(ヒビ割れ、硬化不良等)が発生する恐れがあリますので、窓、ドアを開放する、又は送 風機等を使用し、換気を良くして下さい。
  19. 施工時には引火、爆発、中毒等の事故防止のため、充分な換気をし、発火原因となる電気溶接、ガス溶断との並行作業を避けて下さい。
  20. 直接皮膚に触れないように充分に注意して下さい 。もし、触れた場合は、ウエス等で充分に拭き取り、中性洗剤で洗って下さい。
  21. フローンヌルサットは、水を希釈剤としているため、凍結する恐れがあリます。凍結したものは、正常な塗膜が得られないことがあるため、凍結させないように保管して下さい。
  22. 材料の保管、取リ扱いについては、消防法、労働安全衛生法、その他に基づき充分な管理をお願いします。
  23. 動植物に影響を及ぼす可能性がありますので 、施工時及び施工後の換気を充分に行って下さい。
  24. 塗料、塗料容器、塗装具を廃棄するときは、産業廃棄物として処理して下さい。
    容器、塗装具などを洗浄した廃液は、そのまま地面や排水溝に流すと環境に悪影響を及ぼすおそれがありますので、排水処理場などの施設に持ち込むか、産廃処理業者に処理を依頼して下さい 。
引火性あり 警告 有害性あり 感作性あり
引火性あり
  1. 引火性の液体である。
  2. 有機溶剤中毒の恐れがある。
  3. 健康に有害な物質を含有している。
  4. 皮膚に付着するとかぶれを起こす恐れがある。
有害性あり カブレ注意
業務用 《注意事項》
  1. 通常の塗料に比べて幾分毒性が強く、吸入したり皮膚に触れたりすると中毒やかぶれ、また、重い健康障害を起こす恐れがありますので取扱いについては、容器に表示された注意事項を守って下さい。
  2. アレルギー性等の特異体質、皮膚過敏症や呼吸器系疾患を有する人は取扱いを避けて下さい。
    (呼吸困難や喘息を引き起こす恐れがあります。)

※詳細な内容が必要な場合には、安全データシート(SDS)をご参照下さい。

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備考

メーカーサイト:東日本塗料 http://www.hnt-net.co.jp

メーカーPDFカタログ:https://www.hnt-net.co.jp/dcms_media/other/ヌルサット(改)20181218.pdf