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フローンメタルプライマーマイルド
種類:2液弱溶剤形変性エポキシ樹脂プライマー
社名:東日本塗料
特徴
ホルムアルデヒド放散等級:F☆☆☆☆
環境に配慮した塗料
臭気がマイルドな弱溶剤系塗料の為、強溶剤系塗料のような強い臭気はありません。
そのため、作業環境を改善し、健康被害に対するリスク軽減を考慮した塗料です。
下地の選択性
各種旧塗膜、鋼板やガリバリウム鋼板など各下地に優れた密着力を有した塗料です。
長期耐久性
無公害の防錆成分を配合する事で、優れた防食性を発揮し、長期に渡り優れた耐久性を発揮します。
仕様
商品名 | 容量 | 色相 | 標準塗付量 kg/m2 |
上塗可能時間(hr) (23℃) |
||
セット計 | 主剤 | 硬化剤 | ||||
フローンメタルプライマーマイルド | 18㎏ | 16.2㎏ | 1.8㎏ | グレー (N-60相当) |
0.15~0.2 | 8~72 |
塗料性状
項目 | 試験結果 |
外観 | 主剤:着色粘稠液 硬化剤:褐色粘稠液 |
混合粘度 | 6,500mPa・s |
可使時間 | 5時間(23℃) |
希釈割合 | ハケ・ローラー:0~10% エアレス塗装:0~10% |
温度別使用条件
可使時間 | 上塗可能時間 | ||
温度 | 最小 | 最大 | |
5℃ | 10時間 | 36時間 | 72時間 |
10℃ | 8時間 | 24時間 | |
20℃ | 5時間 | 8時間 | |
30℃ | 3時間 | 6時間 | |
40℃ | 1.5時間 | 5時間 |
下地との付着性
金属素地 | 付着性 | 旧塗膜※ | 付着性 |
鋼板 | ○ | 断熱コートEX | ○ |
ガルバリウム鋼板 | ○ | ツインコートアクアHB | ○ |
カラートタン | ○ | シリコントップII | ○ |
ステンレス(SUS304) | ○ | フローンプロテクトコート | ○ |
アルミニウム | △ | HNTシリコンルーフ | ○ |
真鍮 | ○ | エコトップ遮熱 | ○ |
溶融亜鉛メッキ | ○ | 弾性トップ14 | × |
電気亜鉛メッキ | ○ |
※研磨処理必須
●上記以外の材料につきましては、お問い合わせください。
東日本塗料製品 上塗り適性
外装材・防水材 | 付着性 |
断熱コート | ○ |
断熱コートEX | ○ |
ツインコートアクアHB | ○ |
シリコントップII | ○ |
フローンプロテクトコート | ○ |
HNTシリコンルーフ | ○ |
シートトップ#100 | ○ |
エコトップ遮熱 | ○ |
スーパートップ遮熱 | ○ |
弾性トップ14 | × |
フローン#12 | ○ |
フローン01X | ○ |
標準工法
工程 | 材料名 | 使用量 (㎏/m²) |
上塗可能時間 | 備考 |
1 | 素地調整 | ━ | ━ | 必ず2種ケレン以上を実施して下さい(3種、4種ケレンでは不十分です)。ケレンの状態、方法は下記【素地調整】の項目をご参照下さい。 |
2 | フローンメタルプライマーマイルド | 0.15~0.2 | 8時間~72時間 | 主剤:硬化剤=9:1(重量比)の割合で計量、混合、電動撹拌機にて撹拌後、必要に応じて塗料用シンナー又は塗料用シンナーAで0~10%希釈し、中毛ローラーにて塗布する。 |
3 | 各種上塗り塗料 | 各種上塗り塗料のカタログをご参照下さい。 |
【素地調整】
素地調整の程度 | 既存塗膜の状態 | 素地調整後の状態 | 工具、工法 | SSPC規格 |
1種ケレン | とくに腐食の著しい状態 | 塗膜、錆を完全に除去し、ピカピカにした金属面とする。 | ブラスト法 | SSPC-SP5 SSPC-SP10 |
2種ケレン | 塗膜が劣化し、腐食のはなはだしい状態 | 塗膜及び錆を除去し、鉄肌をあらわす。滑膜が存在する場合は残す。 | ディスクサンダーなど動力工具とワイヤーブラシなど手工具の併用 | SSPC-SP3 |
3種ケレン | 塗膜の殆どが活膜で部分的に損傷や発錆が見られる状態 | 全面に工具をあて劣化塗膜を除去し、発錆部は除去し鉄肌をあらわす。 | (同上) | SSPC-SP2 |
4種ケレン | 活膜であって変色・白亜化・付着物などが多い状態 | 粉化物及び汚れを除去し清浄にする。 | ワイヤーブラシやサンドペーパーなどの手工具 | ━ |
SSPC 表面処理規格(アメリカ)
注意事項
施工上の注意
- 気温及び被塗物温度が5℃以下、湿度80%以上あるいは結露している条件下での施工は密蒼不良、ひび割れなどの原因となりますので避けて下さい。
- 塗装後翌日まで降雨、降雪等の心配がある場合には、施工は避けて下さい。
- 冬期の施工は夜露、結露の発生が考えられますので、午後3時以降の作業は避けて下さい。
- 夜露、高湿度等で被塗物が結露している場合は、ウエス等で拭き取り、乾燥させてから塗装して下さい。
- 下地は、砂・ゴミ・ホコリ等を完全に取り除き、充分に乾燥させて下さい。
- 使用時には主剤と硬化剤を既定の割合に混合し、充分に撹拌して均ー な塗料状態にして下さい。
- フローンメタルプライマーマイルドは、2液反応型塗料ですので、配合比は主剤:硬化剤=9:1(重置比)で計量し、電動撹拌機で充分に撹拌したのち使用して下さい。
- 主剤と硬化剤を混合した後は、可使時間以内に使用して下さい。
- 主剤粘度は、特に低温時期に高くなります。開缶前に缶を振ることで塗料が流動し、取扱しやすくなります。
- 上塗り可能時間以内に塗り重ねを終えるようにして下さい。なお、経過した場合は、塗膜表面をサンドペーパーなどで研磨し、さらにウエスにて拭いて清浄にしてから塗装して下さい。
- 希釈には塗料用シンナー又は塗料用シンナーAを使用して下さい。
- 塗装終了後の使用機器やハケは、直ちに塗料用シンナー又はラッカーシンナーなどで充分に洗浄して下さい。
- 硬化反応が進行した塗料は、塗料用シンナーでは洗浄が困難な場合があるので、その場合は、ラッカーシンナーなどを洗浄に使用して下さい。
使用上の注意時候
●取り扱い上の注意
- 火気のない局所排気装置を設けたところで使用して下さい。
- 塗装中、乾燥中は換気をよくして、蒸気を吸い込まないようにして下さい。
- 取扱い中は、皮膚にふれないようにし、必要に応じて下記の保護具を着用して下さい。
(有機ガス用防毒マスク又は送気マスク、保護メガネ、長そでの作業蒼、エリ巻きタオル、保護手袋等)。 - 取扱い後は、手洗い及びうがいを充分に行って下さい。
- 塗料のついたウエスや塗料カス、スプレーダストは廃棄するまで水につけておいて下さい。
- よくフタをし、40℃以下の一定の場所に貯蔵して下さい。
- 子供の手の届かないところに保管して下さい。
- 捨てる時は、産業廃棄物として処分して下さい。
- 本来の用途以外に使用しないで下さい。
- 容器は垂直に持ち上げて下さい。斜めに持ち上げると取っ手が外れ、落下事故の危険があります。
●緊急時の処置
- 火災時には炭酸ガス消火器、泡消火器又は粉末消火器を用いて下さい。
- 目に入った時には、多量の水で洗い、できるだけ早く医師の診察を受けて下さい。
- 誤って飲み込んだ時には、できるだけ早く医師の診察を受けて下さい。
- 皮膚に付着した時には、多量の石けん水で洗い落とし、痛みや皮膚に変化などがある場合は、医師の診察を受けて下さい。
- 蒸気、ガス等を吸い込んで気分が悪くなった時は、安静にし、医師の診察を受けて下さい。
- 容器からこぼれた時には、布で拭き取り、その布を水の入った容器に保管して下さい。
- 材料の保管、取り扱いについては、消防法、労働安全衛生法、その他に基づき充分な管理をお願いします。
- 動植物に影響を及ぼす可能性がありますので、施工時および施工後の換気を充分に行って下さい。
注意事項
- 通常の塗料に比べて幾分毒性が強く、吸入したリ皮膚に触れたりすると中毒やかぶれ、また、重い健康障害を起こす恐れがありますので、取り扱いについては、容器に表示された注意事項を守ってください。
- アレルギー性等の特異体質、皮膚過敏症や呼吸器系疾患を有する人は、取り扱いを避けてください。(呼吸困難や喘息を引き起こす恐れがあります。)
- ※詳細な内容が必要な場合は、安全データーシート(SDS)を御参照ください。
- ※SDSは弊社HPにて閲覧 ダウンロードしていただけます。トップペー ジから製品情報のページにアクセスし、各種SDS一覧をご参照ください。
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備考
メーカーサイト: 東日本塗料 http://www.hnt-net.co.jp
製品ページ: フローンメタルプライマーマイルド